国際財務報告基準(IFRS)
国際財務報告基準(IFRS: International Financial Reporting Standards)は、国際会計基準審議会(IASB: International Accounting Standards Board)が策定する会計基準であり、2005年に欧州連合(EU)が欧州域内の上場企業に対して採用を義務付けて以来、世界的なIFRS適用の動きが広がりました。日本では2010年よりIFRSの任意適用が認められ、2022年時点では東証上場会社3,770社のうち264社(7%)がIFRSを適用(予定を表明している企業も含む)しています。
IFRS導入の目的は、M&Aの積極的な推進、海外投資家からの資金調達、グローバルでの事業展開など様々であり、IFRS導入を阻む壁・課題やその解決方法も各社によって千差万別です。
当法人は、IFRS任意適用企業の監査経験、IFRS導入支援経験、海外での実務経験を踏まえながら、各社の実態に即した効率的かつ効果的な導入ソリューションをサポートします。
IFRSの導入は、ステークホルダーに対してどのような影響をもたらすのかという視点で多面的に検討することが重要です。当法人では、財務報告、業務プロセス、システム対応、経営管理への影響など、さまざまな事項を考慮しつつ、スムーズなIFRS導入を支援します。